こんにちは!イチローです(^^)
仕入れに行く頻度が下がってくるとブログのネタに困ってくるんですが、
今回は初心者のかたへお節介を焼きたいと思います。
セット本をせどりをする上で、避けて通れないのがカカリとの
付き合い方です。
カカリとはレアで中々お目に掛かれない巻のことです。
セット本ですから1冊でも欠けていると商品価値は大幅に下がりますので
そのカカリを見つけないことには始まりません。
セット本せどりでは『集め始めるのは後ろを見つけてから』と
よく言われますよね。
これは、多くのタイトルの最終巻付近がカカリとなることが多いからです。
でも、せどりを始めたばかりの頃って、それを分かっていながら
最終巻付近が欠けていても、目の前にコンプすれば爆益のタイトルが
ズラッとあれば、手を伸ばしたくなるんですよね…
私もそんな経験あります(^^ゞ
今日は特に私がセット本を始めた頃にコンプするのに困ったタイトルを
ご紹介したいと思います。
やじきた学園道中記 文庫版 コミック 全18巻完結セット
![](https://ichirosedori.com/wp-content/uploads/2021/09/71s0IwKAkUL._AC_UL320_.jpg)
このタイトルご存知でしょうか?
文庫コミックのコーナーにはほぼ置いてあるタイトルです。
でも、あるのは14巻まででそれ以降急に数が少なくなります。
私はコンプするまでに1年くらいかかったと記憶しています。
相場は4000円台で安定していますが、15巻以降をプロパーや
電脳で買ってしまうと利益が出なくなってしまいます。
実際に扱うのであれば、15巻以降を確保することと1~14巻を
いかに安く買えるかが大切だと思います。
一応、Amazonでは14巻までのカタログもありますが、回転や利益を
考えると仕入れ対象にはならないと思います。
天才柳沢教授の生活 文庫版 コミック 1-17巻セット
![](https://ichirosedori.com/wp-content/uploads/2021/09/b409514791.1.jpg)
30台半ば以上の人は、懐かしさを感じる人もいるのではないでしょうか。
松本幸四郎さん主演でドラマ化もされたタイトルです。
こちらも、12巻までなら比較的良く見かけます。
しかし、13巻以降は数が少なく16巻、17巻辺りは非常にレアだと
思います。
始めたばかりの頃に手を出して、コンプするのに相当苦労した
タイトルです。
よく見かけるやつって『コンプ出来そう』って思ってしまうんですよね(;^ω^)
ちなみに、最近値段が高騰しています。
レッド (山本直樹) コミック 全8巻完結セット
![](https://ichirosedori.com/wp-content/uploads/2021/09/51jepM8iNcL._SY334_BO1204203200_.jpg)
これは利益タイトルとして有名ではないでしょうか。
ワイドコミックのコーナーに置かれていることが多いです。
1970年前後の学生運動を題材とした内容になっています。
中盤以降は数が少なく、7巻・8巻は非常に希少です。
7巻8巻は、背表紙の色が黒で目立つので、他のせどらーさんが
中々見落としてくれないということもあるのかもしれません(T_T)
状態が良ければ、Amazon売りで7000円以上が望めるタイトルです。
私も7巻8巻が少ないとは知っていたんですが、ここまで少ないとは
思わなかったというパターンです。
やはり先人のアドバイスには素直に従うべきですね…
さらに続編として『レッド 最後の60日 そしてあさま山荘へ 全4巻』
単巻で『レッド 最終章 あさま山荘の10日間』がありますが、
こちらはさらにレア度が増します(笑)
名門!第三野球部 全16巻完結(文庫版)
![](https://ichirosedori.com/wp-content/uploads/2021/09/90011001000000070382_1.jpg)
こちらは、私自身が子供の頃に読んでいたタイトルで懐かしさもあり、
ついつい仕入れをしてしまったパターンです。
12巻以降が『飛翔編』となりますが、この部分が手に入りにくくなります。
例にもれず最終巻付近の15巻、16巻付近はほとんど見かけません。
Amazonでは単巻でも2、3000円するレベルです。
セット本をやっていて意外と罠なのが、この懐かしさのあまり
仕入れ判断が甘くなるパターンです。
このタイトルも1年以上かけてコンプしました。
相場は6、7000円で安定していますが、見切り発車で集めだすと
コンプまでの期間が長くなり、割に合わなくなってしまいますね。
文庫 新版 指輪物語 全10巻セット
![](https://ichirosedori.com/wp-content/uploads/2021/09/51kB85H6AwL._SY369_BO1204203200_-1.jpg)
これは活字文庫のタイトルです。
文庫の外国人作家のコーナーに置かれていることが多いです。
このセットは第10巻 追補編の数が少ないです。
このセットを挙げたのは、普通にコンプしても利益が少ないということです。
Amazonでは概ね3000円前後が相場と思います。
数の少ない10巻はプロパーではたまに見かけるレベルですが、
それを買うと利益が出ず、単Cで探すとなかなか見つかりません。
活字文庫のセットにありがちなのは、見つけにくさと価格のバランスが
悪いものがあるということです。見つけにくいのに、頑張ってコンプしても
儲からないって寂しいですよね(T_T)
そういう意味でコミックは優れているんだなと感じます。
このセットで利益を出すには、1~9巻は80円以下で仕入れし、10巻は単Cで
という感じじゃないと満足できる利益額にはならないでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
Twitterではあまり個別の商品の話はしませんが、こちらのブログであれば
誰も見ていないだろうということもあり、解説してみました(笑)
他にも困ったタイトルはありますが、パッと思いついたものを挙げてみました。
他にもカカリが中盤にあるタイトルなど、初心者殺しのセットはあります。
資金の乏しいうちは、本当にカカリに気を付けなければなりません。
コンプ出来ずに資金をロックされると非常に厳しい戦いになります。
『集め始めるのは後ろを見つけてから』 を守っていれば大怪我には
ならないと思いますよ。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
それではまた!
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