こんにちは!イチローです(^^)
さて、いきなりですが、遂に私もせどりを始めて
丸3年が経過し4年目に突入しました。
せどり界隈では『継続』について強く言われることが
多いですが、私も曲りなりになんとか3年間生き残る
ことが出来ました。
ここまでせどりのスクールやコンサルに参加して、また、
Twitterを通じて他のせどらーさんを見てきましたが、
同じような時期にせどりを始めた方の3年生存率は
体感で15%~20%といったところでしょうか。
今も継続されている方の中には、当初始めたジャンル以外に
移られた人もおられますし、せどりという枠組みから離れて
別な物販をされている人もおられます。
中には情報発信で稼がれている人もおられます。
それらを全て足しても生存率はその程度だと感じています。
せどりを取り巻く環境は刻々と変化しています。
今日はここ1年くらいの出来事やこれからについて
思っていることをお話しできればと思います。
最近のせどりを振り返って
本せどりを取り巻く環境は年々厳しさが増しています。
昔は良かったなどということを
ベテランせどらーさんから耳にすることがあります。
実際にこの1年間を振り返ってみても、
どちらかというとネガティブなニュースの方が多かったように思います。
パッと思いつくだけでもこんなことがありました…
◆ヤマト便の廃止
◆ブックオフでのビーム禁止店の増加
◆実店舗の閉店相次ぐ
◆Amazon自己発送、1100円以上追跡番号の付与義務化
◆ブックオフ、単C・プロパーの値上げ
そのどれもが、コストアップや仕入れ先の減少につながる
出来事ですよね。
つまり、収益性や事業の継続性にマイナスとなることばかりです。
また、私個人的には電脳仕入れの拡大やリサーチ精度向上に取り組んで、
ある程度は成果を出せたかなと思っています。
電脳の仕入れの場合、最初のうちは損切りやkeepaの波形的に
仕入れてはいけないものを仕入れたりと多くの失敗をしながら、
ここ最近はなんとか形になってきたかなと思っています。
それでも、店舗仕入れの方が遥かに簡単だなと感じます。
しかし、ビーム禁止の拡大、店舗の閉店はこれからも
続くと思っています。
私のような地方在住のせどらーにとっては切実な問題です。
それゆえに電脳から逃げることは出来ません💦
まだまだ、修行は続きますね😅
ただ、ビームはオワコンなんて思っていませんよ。
その時々の状況で自分の引き出しを増やしておくことが
大切だと思っています。
私の中で、電脳はまだまだ未熟だと思っていますので
一人前になるまでは集中してやっておこうと考えているのです。
これからのせどり
ここ最近の環境を踏まえてこれからどのようにせどりを
進めていくかを少しだけお話ししてみたいと思います。
と言っても、何か大きな変化を考えている訳ではありません。
基本的にはここしばらくやって来たことを継続する、
よりレベルを上げて行くということが大方針になります。
ザクっと説明するとこんな感じでしょうか🙄
1.さくせん:ワークライフバランス、QOLだいじに!
2.ロングテール!
3.バランス!
え!?意味が分からない?
じゃあ少しだけ説明しましょう笑
1.さくせん:ワークライフバランス、QOLだいじに!
これはこの1年くらい意識しているのですが、
『楽をしよう』『のんびりやろう』というものではありません。
常にポジティブなマインドセットでいることや
そうあるために上手く自分自身をコントロールしようというものです。
えっ、何?いきなり怪しい話を始めたんやけど…😅
って思わないでください。
せどり界隈ではややもすると、『○○せどりは儲かる!』とか
『爆益商品リスト』とかに耳目が集まりがちですよね。
とにかくテクニカル面の情報が圧倒的に多い印象です。
でも現実のビジネスの中では、テクニカル面を抑えることは
常識で、それを安定的かつ高いレベルで発揮し続けるために
メンタルやモチベーションについても同じくらい、
あるいはそれ以上に重要だと言われます。
会社でも部下を持つようになると、部下のやる気を
起こすためにどうしたら良いかと頭を悩ませます。
良いマネージャーは良いモチベーターであることは多いのです。
その文脈の中で、あなたは自分自身のことも考えていますか?
ということです。
自分自身を上手く転がしてやって、せどりにもポジティブに
取り組める状況を作ってやる必要があると思うのです。
簡単に言うと、
上司にやりたくないことを嫌々やらされた仕事と
前向きな気持ちで『少しでも良い結果を』と
意気込んで自ら進んでやる仕事。
どちら方が仕事の出来栄えが良くなりますか?
ということです。
結果は自明ですよね😄
本業以外の時間はすべてせどり、なんていう状況では
何年も続かないような気がします。
2.ロングテール
ロングテール商品の仕入れをしっかりしていきたいと思います。
また、その中身のレベルも上げて行ければなと思っています。
ロングテールと一言で言っても、
それって具体的にどれくらいってありますよね?😅
私の場合、売れる見込みが3か月以上のものを
ロングテールかなと考えています。
私の場合、セット本ではロングテールはあまり積極的には
仕入れていません。
ロングテールを好んで仕入れているのは単行本です。
特に電脳では、回転の良いものは『早押し』と言われるように
かなり競争が激しく思うように仕入れができません。
ですがロングテールはまだマシだったりします。
仕入れ判断はシビアですが、まだ入り込む余地はあります。
と、それが一応仕入れ面での理由。
最近、仕入れでロングテールを多く取り入れている理由が
もう一つあります。
本せどりでは『3か月以内に売れるもの』を仕入れるのが
セオリーというかよく言われることです。
それにちょっと反抗してみたかったんですよ😅
1年に1回しか売れない商品でも、そういった商品を
365冊用意すれば毎日売れる計算になります。(あくまでも計算上💦)
私は副業なので、せどりで毎月必ずキャッシュフローが必要と
いう訳でもないので、ちょっとチャレンジしてみることにしました。
ある時期、ロングテール商品をかなり仕入れて積んでいました。
なのでこの1年で単行本の在庫数が50%も増えたんです。
最近は増えも減りもしないという状況に落ち着いてきました。
これは当然、資金面、保管場所の問題など織り込んでおくべきで
リスクのある方法だとは思います。
ただ、みんなと同じ手法を取っていては限界があるとも思います。
また、ロングテールへの取り組みは、思わぬ副産物ももたらしてくれました。
これも少し考えれば当たり前なので、今更何言ってるの?って
思われるかもしれません。
ロングテールの在庫を多く持って、ジワっと売っていくスタイルは
仕入れがしばらくできなくても売り上げが極端に落ち込むことは
ありません。
実際に、何度も1週間以上電脳も含めて仕入れをしていない
期間がありましたが、さほど影響はありませんでした。
『3か月以内に売れるもの』を中心に仕入れていた時は、
コンスタントに仕入れをしないと直ぐに売り上げが落ち込んで
いましたからね。
これは精神的に楽になりました。
『仕入れに行かなきゃ』と常に考えていることは
知らず知らずのうちにプレッシャーになりますから…🙄
3.バランス
『ロングテール』の項目と矛盾するようですが、
ロングテールかつ高単価に重心が移ってくると
売れ行きのコントロールが難しくなって、
まるで太平洋戦争時の大艦巨砲主義のように
小回りが利かなくなってしまいます。
したがって、在庫全体のバランスも重要になります。
私の場合、単行本をロングテールへ振っているので
セット本は極力メジャーな作品、何度も扱っていて
販売期間が読みやすい商品を中心にするように最近は心がけています。
ロングテール、高単価の商品がスパッと売れてくれた時は
気持ちが良いですし、収益面でもインパクトが大きいので
かなり中毒性があります。
ですが、在庫全体の回転や価格帯のバランスが大事だと
自分に言い聞かせています💦
まとめ
今回もおっさんの戯言を延々と語ってしまった…😅
今このように語っていても状況が変われば
やり方も変化するものです。
ビジネスの世界は朝令暮改は当たり前の世界です。
人間上手くいくと、どうしてもその方法が至高なものの
ように思えて保守的になってしまいます。
そうならないように気を付けたいものです。
最後にこの名言を心に刻んでおきたいと思います。
強い者、賢い者が生き残るのではない。
変化できる者が生き残るのだ。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
それではまた!
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