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セット本せどりは儲からない?すぐに出来る改善点を解説

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こんにちは!イチローです(^^)

最近Twitterを見ていて『セット本せどりやっている人減ったな~』と思うことが増えました。
今現在、Twitterでお見掛けするセット本せどらーの方って、私が2年前にTwitterを始めた時に既にTwitterをされていた方が多いんですよ。
多くの方がセット本せどりを辞めてしまったのでしょうか…。

もちろん、セット本せどりをやってみたけど合わなかった方、より稼げる副業に移行されて活躍されている方も見かけます。しかし、セット本せどり自体は面白いけど、思ったほど稼げないとか、作業がめんどくさいなど、ネガティブな理由でセット本せどりを辞められる方が多いのではないでしょうか。

そこで今日は、セット本せどりで稼げない原因とその対策についてお話ししたいと思います。

まず初めに、セット本で稼げないという場合にありがちな原因だと思うのは以下の3点です。

1.商品数が不足している
2.作業改善が出来ていない
3.価格設定の失敗

順に解説したいと思います。

セット本の商品数を揃える考え方

目標に対する商数品が足りていない!

これは、単に商品数が不足しているというよりも、【ご自身の目標に対して】という部分が大きいと思います。
目標が「ひと月に10万円稼ぎたい」だったとします。
すると、自ずとどれくらいの規模感でやっていかないといけないかが分かります。
例えば…

月に10万円稼ぎたい
>3000円売り、粗利1000円のセット本であれば100セット売る必要がある。
>月100セット売るには、在庫回転率30%とすると常時300セット以上の在庫が必要だ。
>月100セット仕入れるには、1店舗3セットコンプとして30店舗以上回る必要がある。

このような感じで、10万円稼ぐための道筋が見えてきます。まずこれがイメージ出来ていなければ話になりません。ですが、意外とここら辺のことを考えずに闇雲にやっている人も居そうです。

「一生懸命仕入れに回ったけど、今月は60セットしか仕入れできなかったな」と言っていては、いつまで経っても目標に近づくことは出来ません。
なぜ、仕入れ数が増えないのか考える必要があります。
気合と根性!なんて言うつもりは無く、自分の環境に合わせてせどりスタイルを調整していけば良いのです。

基本の道筋が見えていれば、自分の現実に合わせて心地の良い落としどころを探るのです。
>扱う数を減らしたいから、仕入れ基準は5000円売り、粗利1500円にしよう。
>資金はあるので在庫を多めに持って回転率が低めの商品も狙おう。
>多くの店舗は回れないから、文庫や児童書のセットも仕入れて1店舗当たりの取れ高を上げよう。
>土日はしっかり休みがあるので、土日に集中して仕入れに行こう。

自分の目標に対して合理的な在庫を持つことで、ある意味放っておいても目標達成出来るでしょう。

セット本の作業改善方法

セット本せどりは、作業量が多いと言われる本せどりの中でも特に作業量が多いせどり手法です。
なので、この作業量をどう御して行くかがセット本せどりの成否にかかわる部分です。
この作業量が障壁となり、せどりベテラン勢は単行本せどりに移行したり、効率の良い新品せどりや中国輸入などの手法に移行しがちなので、業界のレベルが上がり過ぎずだからこそ初心者でも食い込む余地があるとも言えますので、セット本を長く続けたければ上手く付き合う必要があります。

そこで、作業を改善して時間短縮、負担軽減に取り組もうという話です。
作業改善、「いかに早く作業を終わらせるか」を考えようとすると、とかく手を早く動かさないといけないと思いがちです。

しかし、私の経験からすると手の早い作業者と手の遅い作業者の差は動作の中に無駄な動きがどれくらい含まれているかということです。手の早い(と思っていた)作業者はとにかく動作に無駄が無いのです。
ぶっちゃけ、手を早く動かそうとすると早く疲れてしまったりストレスが溜まったりして、そのスピードを維持できなくなります。

セット本の作業の中で例を挙げると…

巻き終わっている状態として、残っている作業は次の3つと仮定します。
「ラベルシールを貼る」「写真を撮る」「箱詰めする」

この作業を別々に独立した作業として行うと
商品を取る⇒ラベルを貼る⇒商品を置く
商品を取る⇒写真を撮る⇒商品を置く
商品を取る⇒商品を箱の中に置く

しかし、この3つの作業を一連の作業として行うと…
商品を取る⇒ラベルを貼って写真を撮る⇒商品を箱の中に置く

これは取ってつけたような例ですが、「商品を取る」という動作が2回、「商品を置く」という動作が2回省略できました。
このような作業改善の糸口はセット本の作業の中には沢山あります。

また、作業改善を行うにあたって見ていただきたい点がもう1つあります。
作業の中で「探す」「作業する位置に物を動かす」など直接的な作業ではない動作が介在したり、頻繁に取る道具を右利きなのに左側に置いていたりなど、細かなムダが積み重なっているケースです。これは、自分では気づかないことが多いです。中々、自分自身を客観的に見るというのは難しいものですからね…😓

しかし、安心してください。今は文明の利器があります。スマホで自分の作業風景を長回しで録画し、自分でチェックすれば良いのです。意外と自分のどんくさい部分とかが見えてきますよ。

上記で挙げた作業改善とは別の切り口で、作業そのものを無くすという考え方があります。
セット本で負担感がある作業の1つにOPPフィルムやOPP袋でセット本を梱包する作業があります。これはFBAに納入するためには必要な作業なのですが、逆に言うとFBAに納品しなければ不要な作業です。
セット本の梱包に対して負担感があるのであれば、Amazon自己発送やメルカリ、ヤフオクを主戦場にするのも悪くない選択だと思います。私は自己発送の場合、シール剥がしだけしてダンボールに直接本を入れて発送しています。これで特にクレームはありません。しっかり緩衝材を入れておけば、問題は無いものと思っています。

セット本はOPPで巻かなければいけないという固定概念を捨ててしまえば、気持ちは楽になりますよね。

適正な価格設定

ここ最近、セット本をされている方なら気付かれていると思いますが、レンタル落ちやネットカフェ落ちの商品を扱っている業者が増えたなと感じます。

以前はそういった商品は『中古ー可』で出品されていることが多かったのですが、最近は『中古ー良い』で出品されている出品者も散見されます。
それに対して、ツールでコンデション合わせで機械的に価格追従しているのか、或いは、あまりキチンと内容を見ずに価格設定しているのかは分かりませんが、レンタル落ち・ネットカフェ落ちでもない商品をそういった商品と価格を合わせているのです。
そういう出品者が一人現れると他の出品者も追従せざるを得なくなり、相場が崩れてしまった商品を多々目にするのです。

このようなレンタル落ち・ネットカフェ落ちの商品に追従している出品者は、得てして評価数の少ない出品者であることが多いと思います。

本来価格とは需要と供給のバランスのみで決まるので、売れなければ価格は下がるのですが、そうではない状態で価格を下げるのは自分自身の首を絞める行為に他なりません。
本来得られた利益を失っていくのはボディブローのように効いてくるものです。
Twitterなどでベテランせどらーは、手数料の値上げや送料の値上げなど僅かなコストアップにも敏感に反応されています。僅かな金額差でもチリツモで後々響いてくることをよく知っているからだと思うのです。

自分の扱っている商品の適正価格はいくらなのか?という相場観は非常に大事です。相場観は販売経験で養われる部分もありますが、keepaのグラフから読み取れることもあります。
keepaのグラフの表示を『全期間』にしてみて、
・今までどれくらいの価格レンジで動いていた商品なのか?
・その時々の出品者数はどうであったのか?
・価格が高騰(暴落)している時に何があったのか?
などは、経験が無くても調べれば分かることです。

セット本はとても作業が多く、労力の必要なせどりスタイルです。それで思うような利益が上げられなければ嫌になってしまうのも必然かもしれません。
仕入れと同じくらい価格設定は重要と思いますので熟慮したいものですね。

まとめ

ここまで、セット本せどりの改善ポイントについて説明していきました。これはあくまで私の私見ですので参考程度に考えていただいたらと思います。
でも。『これは』と思うところがあれば、ご自身のせどりの改善に参考になれば幸いです。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。
それではまた!

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