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セット本の高単価狙いはバラ色か?高単価狙いの罠3選

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こんにちは!イチローです(^^)

セット本せどりには『集める』『セットにして梱包する』という

手順(手間)がどうしても入ってきます。

その手間が同じならば、より大きな見返りが欲しいと思うのが

人情です。私もセット本せどりを始めて以降、常に商品単価の

UPというところは意識しています。

しかしながら、高単価狙いにもデメリットがあるように思います。

そこで私が考える高単価狙いのメリットデメリットについてお話したいと

思います。

※ちなみに私の考える高単価とは、売価で1万以上の価格帯です。

そもそも高単価狙いのメリットとは

同じ冊数、同じ利益率のセットであると仮定して

売価3,000円と売価5,000円のセット

どちらかのみを扱っていくと仮定した場合、

利益10万円に到達するのに少ない作業量(時間)でよいのはどちらで

しょう?

はい、簡単すぎる問題でしたね。

正解は売価5,000円のセットの方です。

セット本で単価を上げる最大のメリットは1商品当りの利益が大きくなり、

同じ利益額でも少ない作業量(時間)で到達することができるということ

です。

高単価狙いの罠3選

かくいう私も単価UPを意識していて、セット本せどりを始めたころは

平均単価3,000円弱だったところが、今は5,000円を下回ることは無くなり

ました。

しかし、私はあえて今以上に無理に単価を上げようとは思っていません。

それは、高単価狙いをする中でこれでは駄目だなと思う瞬間があった

からです。

高単価を意識するあまり陥ってしまいがちな罠についてご紹介します。

①1セットの冊数が多くなりがち

これは高単価にする本来の目的を見失って、高単価商品を扱うこと自体が

目的化してしまった事例です。

例えば、次のようなタイトルは確かに高単価ですが…

確かに高単価で利益もしっかりとれるのですが、単価を上げることによる

利益当たりの作業量を減らせるというメリットを享受できていません。

多巻数のセットは私も結構扱っていますが、こればかりになると労力を

喰われることになるでしょう。

②レトロで回転が悪くなりがち

セット本をやっていると、レトロなタイトルには高単価の商品が多いことに

気が付くでしょう。

レトロコミックは流通量が少ないため、比較的に高額になりやすい

のだと思いますが、需要も限られるためロングテールになりやすいです。

高単価狙いの醍醐味である高利益ではあるものの、せどりの基本である

『すばやく売る』という点において問題が出るのです。

レトロの比率が高くなり過ぎれば、キャッシュフローが悪化します。

『在庫数は十分あるのに思うように売れない』となってしまってませんか?

③コンプまでの時間が掛かりがち

高単価なセットはそもそも希少価値が高さから価格が高騰している

ケースが多いです。当然、そういったセットをバラで集めようとした場合、

なかなかお目に掛かることが出来ず、コンプまでの期間が長くかかって

しまいます。

私の場合、高値で売れることが分かっていても、短期間でのコンプが

難しそうと思えば、例え1冊欠けているだけの状態でもスルーすることが

あります。

コンプ出来なければセット本としての商品価値は大幅に下がります。

家に未コンプの在庫を溜めこむくらいなら、無理に高単価を狙わず

3,000~5,000円辺りの入手しやすいセット本をパッパッと売った方が

遥かにマシでしょう。

まとめ

利益を大きくしていく上で、単価を上げていくことは必要不可欠なことと

思いますが、いいことばかりではありません。

我々の目的は高単価のセット本を扱うことでは無く、いかに少ない手数で

目標とする利益を上げるかのはずです。

手段が目的化していないか気を付けないといけませんね!

高単価商品と上手く付き合って、目標達成に役立てたいものです。

それではまた!

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