こんにちは!イチローです(^^)
もうそろそろ梅雨入りの声が聞こえてきそうな時期に
なって来ましたね。
本せどらーには嫌な時期です。
こういう時期にはいつも以上に少ない稼働で済ませたいと思うもの。
時間単価を上げれば、時間も少なく済みそうですもんね。
そこで今日はせどりの時給について考えてみたいと思います。
せどりの時給○○円というエンタメ
私もせどりをやり始めた頃は、よくYouTubeでせどり関連の
動画を見たものです。
その中では、
店舗に入って5分で見込み利益3000円の商品を見つけて、
せどりの時給36000円!
などと言って煽りまくっていました😅
これは何も知らない初心者を釣ろうとする大きな釣り針だったと
思うのですが、エンタメとして見る分には
害の無いものだったと思います。
恐らくベテランの人は苦々しく見ていたことでしょう。
ただし、この時給の考え方が全く無駄なものかと言えば
そうではないと私は思っています。
時給というからエンタメ感があるのであって、
生産性(労働生産性)という言葉の方がしっくりきます。
日本政府も働き方改革の枠組みのもとに
ことあるごとに『生産性』への言及をしていますね。
せどらーも自分のせどりの生産性を上げようとしているはずです。
生産性とは何か
そもそも生産性の定義は以下の通りです。
この分数の数値を大きくしようとすれば…
◆付加価値(収益)をより大きくする
◆労働投入量をより小さくする。
このうちどちらかを達成出来れば生産性は良くなりますし、
同時に出来れば、より大きく生産性が改善していることでしょう。
すでに気付かれている方も多いかも知れませんが
これって時給の計算と同じなんですよね😅
ではなぜ『せどりで時給○○円』という言い方に
空虚さがぬぐえないかと言うと、
分母も分子も当てはめる値が間違えているからです。
分母の労働投入量には、
本来入れるべき出品、納品、梱包、発送などの
作業量が含まれていません。
また、付加価値の方は本来実際にいくら儲かったかを入れるべきです。
見込み利益と実際の利益では、多くの場合で実際の利益の方が
小さくなります。
つまり、分母はより大きくなり、分子はより小さくなるということです。
小学校レベルの計算です!
さぁ答えはどう変化するでしょうか?
最終的な値はもっと小さくなります。
言わば、『せどりの時給○○円』は算出根拠がこれの場合
ほとんどが誇大広告ということですね💦
せどりの生産性を改善する方法
では、せどりで生産性を上げるにはどうしたら良いでしょう。
先ほどの分数を思い出してください。
結果の値を大きくしたいのですから、
基本線として分母を小さく、分子を大きくする行動が必要です。
①せどりの付加価値を大きくする方法
・商品知識を付けて、より利益額の大きい商品を扱う。
・コンディションを正しく評価し、適正価格で販売する。
・販路ごとの特性を理解し、より高値で売れる場所で売る。
・おまけなどを活用して、より高値で売る。
・自己発送を駆使する。
・セールを活用し、仕入れ額を低く抑える。
・利益の取りやすい店舗を見つける。 etc…
②せどりの労働投入量を小さくする方法
・店舗仕入れだけでなく電脳も駆使する。
・リサーチスキルを上げてスピードアップする。
・店舗仕入れのルート構築し、移動時間を短くする。
・作業改善して作業時間を短縮する。
・適切なツールを導入したり設備投資をする。 etc…
上で挙げた①、②ともに今回は個別に言及しませんが
改めて言うまでも無く至極当たり前のことを言っているので、
『な~んだ』と思われる人も居られるかもしれません。
でも、現実はいたって地味なものであり、
その地味なことをどれだけ継続できるかという世界線で
生きているのが我々せどらーだと思います。
まとめ
1つ気を付けておきたいのが、
せどりの収入は労働収入であるということ。
つまり、気合と根性でせどりの時間を増やせば、
それに応じてせどりの収益も増えることです。
この時に、自分の実力で収益が上がったと勘違いしないように
したいものです。
局所的にガツガツやる時期はあるでしょうが、
余程の変人ではない限り、それは長続きしません。
自分のせどりを客観的に見るために
たまにはザックリとでも自分のせどりの生産性が
どう変化しているか見てみても良いと思います。
せどりの生産性を意識し、少しでも高収益な体質にしておけば、
それが継続性にも繋がると思うんですよ。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
それではまた!
分からないことや、疑問に思ったことがあれば
問い合わせフォームかTwitterのDMから遠慮なく質問してくださいね😄