こんにちは!イチローです(^^)
みなさん最近はせどりの調子はいかがでしょうか?
SNSなどを見ているとGW中はよく売れているって声が多いように
思いましたけど、5月も半ばを過ぎてからはそういう声を
聞かなくなってきたように思います。
目先の時期的なイベントも少なく、夏に向けた仕入れを強化する
時期ということでしょうかね。
SNSと言えば、最近Twitterで『店舗せどりは乞食だ』という
話について賛否両論繰り広げられ大いに盛り上がっていました。
この話題について私の思いをお話しようと思います。
せどりは乞食と思うか?の問いに対して
私の答えはYESです。
なぜそう思うかについて詳しくお話します。
まず、乞食ってどういう意味でしょう。
乞食とは
他人の憐憫の情を利用して自己のために金銭や物品の施与を受けることをいう
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
あわれみや可哀そうという気持ちで引き付けて、他人から価値提供を受けること
ということのようです。
せどりには憐憫の情は介在しませんが、他人から価値提供を受けるということ
いうことは、せどりとも合致するのかなと思います。
乞食という言葉の意味を再確認したところで
せどりを見ていきたいと思います。
せどりは付加価値を生まない行為だということ
![](https://ichirosedori.com/wp-content/uploads/2021/05/thought-catalog-I0TDRP0fj6Y-unsplash-1024x767.jpg)
せどりとは付加価値をほとんど生まない行為だと思っています。
せどりという行為をしても価値が無いものは価値が無いままだし、
価値あるものは変わらず価値のあるままです。
店舗(ブックオフ、古本市場など)電脳(Amazon、駿河屋など)
いずれにしても価値あるものを提供してくれるのは仕入元です。
価値の発生源は自分には無い行為という括り方をすれば、せどりと乞食という
双方の行為は、同じカテゴリーの中にあるのかもしれません。
せどりの中で私がメインでやっているセット本せどりは、集める・揃えるという
行為に対して付加価値が生まれますので、せどりの中では珍しい存在なのかもしれません。
大抵のセット商品は単品で売るより、揃えてセットで売った方が高く売れます。
それは揃っているということに買い手がプラスアルファの価値を感じていることの
証左でしょう。
また、リメイクやリペアといった手法も付加価値を生むせどり(物販)と
言えるでしょう。
価値を生む生まないという観点でせどりと正反対なのは、製造業かなと思います。
元々、材料(素材)の段階では価値のないものでも、製造という行為(プロセス)を
経ることで価値は何倍にもなります。
私も製造業に身を置いていますが、原価1、2万円の物が数十万円でも
引く手あまたということはよくあることです。
それは製造で生み出された付加価値を、買う側が価値あるものと認めているからです。
社会から求めらる存在か?
![](https://ichirosedori.com/wp-content/uploads/2021/05/against-someone-tackle-4749235_1920-1024x683.jpg)
前段でお話した内容だけでは、
『それではほとんどの物販が乞食なのか!スーパーやコンビニも乞食なのかっ!』
って追及されてしまいそうですね(;^ω^)
私の中で、せどりと乞食が近いものと思えることの理由に
社会から求められる存在か?
ということがあります。
社会から求められるとは、無くなったら困るものと言い換えることも
出来るでしょう。
恐らく、せどらーがこの世から根絶されても嘆き悲しむ人は
ほとんど居ないのではないかと思うのです。
なぜなら多少値段は上がるかもしれませんが、本であればブックオフや
古本市場があり、Amazon、駿河屋もあり、そこから価値提供を受けることが
出来るのです。
替えが効く上に、無くても困らない存在だということです。
逆に街のスーパーマーケットが無くなったら?
もう答えは出ているように思います。
せどりは乞食に怒る人
![](https://ichirosedori.com/wp-content/uploads/2021/05/kelly-sikkema-XX2WTbLr3r8-unsplash-1024x683.jpg)
『せどりは乞食』に少なからず怒る人がいます。
私なりの考えなのですが、
これは恐らく、せどりをすることで社会に貢献しているという
気持ちが芽生え、無意識のうちに『承認欲求』を満たそうとしているフェーズに
いるのかもしれません。
これは、マズローの要求5段階説にも含まれている人間の根源的な
欲求の段階の1つとされているもので自然な事なのです。
ただ残念ながら、前段で述べたように世間からせどらーは居ても居なくても
変わりがない存在、ややもすると昨今は『転売ヤー』と呼ばれ忌み嫌われる存在
として見られているのです。
これでは片思いのような状態ですね(;^ω^)
SNS上で見ていると、せどりのキャリアの長い方で凄腕と呼ばれる方は
単純なせどりから脱却し、自社ブランドやOEMといった付加価値の高い
物販に移行されている方が多いように見受けられます。
それは事業規模拡大のための変化だったのかもしれませんが、
もしかしたら無意識のうちに本質的な承認欲求を満たすための変化だった
のかもしれませんね。
まとめ
ここまでお話したのはあくまでも私の私見です。
誰かと議論したいわけではないですし、考え方は人それぞれとも
思っています。
私はせどりの1プレイヤーとして、ハッキリ言ってそんなこと
どうでもいいことなのです。
どうカテゴライズしようともせどりの本質は変わりません。
恐らく、世の中から認められたいって思いでせどりを
始めた人は極めて少数ではないでしょうか。
大抵はお金を得るためなのではないかと思うのです。
それだったらそれだけにフォーカスすればよいわけですし、
お金を手っ取り早く得る手段としてせどりは有効だと思います。
もし、せどりを続けているうちにあなたの目的が変わったのなら、
単純なせどりから巣立つ時なのかもしれませんね。(^^)
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
それではまた!
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