こんにちは!イチローです(^^)
9月末で緊急事態宣言が解除されて、外出される方も増えたんじゃないでしょうか。
少し家から出るだけで、車の量が多くなったなと感じます。
店舗せどらーにとっては道は空いているに越したことは無いのですが(^^;)
さて、私のせどりスタイルはセット本せどりをメインに本せどりを
組み合わせたハイブリッドスタイルです。
このスタイルになって1年半ほど経ちますが、今だからこそ言える
本せどり×セット本せどりの組み合わせによるメリット・デメリットについて
私なりの考えをお話したいと思います。
・仕入れ先がほとんど共通のため、移動ロスが少ない
・商品知識が広がり、仕入れ幅が広がる。
・トレンド発生時に横展開を広げやすい
・仕入れや納品、梱包のスタイルが違うためにシナジーが少ない
・本というカテゴリーは同じなので、景気の良い悪いが重なる
本せどり×セット本せどりのメリットを解説
それぞれの項目について解説したいと思います。
仕入れ先がほとんど共通のため、移動ロスが少ない
これは元々セット本せどりオンリーだった私が、本せどりを始めた理由の一つでも
あります。副業でせどりをやっていると、仕事帰りに何店舗も回るというのは
あまり現実的ではありません。
したがって、1店舗での取れ高を増やしたいという気持ちになります。
本せどり×セット本だと同じ店舗で仕入れが出来るので効率的です。
これが、全く異なるせどり、例えば家電せどりと本せどりの組み合わせですと
同じ店舗では仕入れが出来ませんので、店舗を移動するロスが発生していしまいます。
商品知識が広がり、仕入れ幅が広がる。
これは私が実際にやり始めて、これはメリットが大きいなと感じた部分です。
セット本⇒本せどりで良かったこと
元々セット本の知識や感覚がある状態で、活字文庫の全頭ビームをやり始めると
『これはセットになりそうかも』って気付くことが多かったんですよね。
リサーチしてみると実際にAmazon上でセットのカタログが存在していて、
それが利益商品だったことは数えきれないほどあります。
その本は単品としては利益が取れないため、他の本せどらーさんは利益が出ないと
判断していたものです。
セット本せどりをやっているからこそ見えた利益商品と言えるでしょう。
実例をご紹介!
こちらは岩波文庫の西遊記です。
あまり単Cには落ちていない商品ですが、単Cで塊で見つけることが出来れば
セット売りも十分視野に入ります。
私自身、この本が置かれているコーナーをセット本視点で見たことが
無かったので、初めて気づいた時は嬉しかったですねぇ。
訳者が小野忍版と中野美代子版がありますので気を付けてください。
混在しても良いですが、気にするお客さんもおられるので商品説明に
しっかり記載しましょう。
本せどり⇒セット本で良かったこと
本せどりをやってみて、セット本で役立ったこともあります。
セット本せどりのみをやっていた時は、FBAでの出品が基本と考えていましたので、
単価の低いセットはAmazonの手数料で利益の大半が持って行かれるため
仕入れ対象から外していました。
しかし、本せどりを実践する上で、ゆうメールの後納契約やクリックポストなど
安価に自己発送を行う手段があることを知りました。
2冊、3冊の文庫本のセットは、ゆうメールやクリックポストで発送出来るので、
FBAでは利益が取れなくても自己発送であれば利益が取れるものも多いのです。
本せどらー視点に立つことで、今まで利益が取れないと思っていたものが
ある日突然利益商品になりました(^^)
実例をご紹介!
こちらは、松本零士先生の1000年女王という作品です。
文庫コミックをよく見ている人であれば、見た覚えがある人が
多いのではないでしょうか。
こちら3冊セットとなります。
仮に、コンディション『良い』で1500円で売ることを想定すると
FBAでは利益400円くらいです。う~ん、もう一声欲しいところ…
一方、自己発送・クリックポストで考えると利益600円となります。
FBAなら仕入れないと思いますが、自己発送なら悪くないでしょう。
後納ゆうメールがあれば、更に100円程利益が上乗せ出来ます。
また、セット本には『かかり』と呼ばれるレア巻がありますが、
本せどりを経験することでかかり巻の単巻売りも選択肢に入ることが多くなりました。
私は基本的にかかり巻を見つけたらセットにすることを目指すのですが、
セット本の中には○○巻以降は全てかかり巻というようなものがあります。
その中の1冊だけ見つけても『よしっ、セット集めるぞ~』って
ならないです。(^^;)
そういう時は、1冊だけで単巻売りしてしまうことが多いです。
後納ゆうメールがあると送料も90円前後ですから、意外と選択肢が
増えますよ。
(販売価格が2000円を超えると追跡機能が必要となりますので、
最安がクリックポストで198円になります)
実例をご紹介!
こちらはセット本の鉄板商品として有名な神の雫です。
とにかく30巻台後半以降を見かけません。
多少相場の上下はあるかと思いますが、プロパーで見つけたとしても
単巻売りの対象になります。
レアな部分の内、1、2巻を見つけても中々コンプまで遠いですので
サクっと単巻売りをしてしまっても良いかと思います。
トレンド発生時に横展開を広げやすい
これはイメージしてもらいやすいメリットかも知れません。
映画化やアニメ化などでトレンドが発生し、コミック⇒ラノベや
コミック⇒雑誌、写真集、イラスト集など関連商品が連れて上がることは
非常に良くあるパターンです。
全頭ビームもダラダラとするのではなく、ある程度タイトルとかを
見ながらやっていると『あっこんな商品あるんやな』という気づきが増えます。
セット本だけをやっていた時よりも商品知識が増えることで
より横展開が出来るようになりました。
実例を挙げたいところですが、自分のメシのタネでもあるので
ご勘弁を…(/o\)
これは連想ゲームみたいなもので、いかにベースとなる商品知識があって
トレンドが発生した時に気付けるかが勝負になります。
割と盲点になっている商品も多く、気が付くことが出来ればその商品は
自分が独占なんてことも可能になります😁
本せどり×セット本せどりのデメリットを解説
メリットは分かったけど、デメリットはどうなのよ?
ってことで、私が感じたデメリットについてもしっかりお話します。
仕入れや納品、梱包のスタイルが違うためにシナジーが少ない
これはねぇ、やってみて分かったことなんですけど、
せどりの各工程、仕入れ・清掃・梱包・納品(出荷)とありますが、
本せどりとセット本では、ほぼすべての工程で動きと言うか
ルーティンが異なるんですよ。
共通なのはメリットで挙げた仕入れ先が同じということくらい…(T_T)
私のやり方をベースに簡単にまとめてみました。結構違いがありますよね。
あくまでも基本的なことを言っているので、本せどりでもまとめて仕入れをすれば
しばらく仕入れしなくても良いでしょうし、セット本でももっと出荷頻度を上げれば
もっと売り上げも安定するでしょう。
しかし、仕入れ1つとってもスタイルが全然違うんですよ。
普通に何も考えずに、本せどりとセット本をがむしゃらに頑張ると
一定量を超えたところでお互いの足を引っ張り合うことになります。
『自分の重心をどこに置くのか』
『自分の作業許容量はどれくらいか』
など、自分自身のありたい姿、目標とする姿に対して
改善点を見つめ直すことも必要になるでしょう。
本というカテゴリーは同じなので、景気の良い悪いが重なる
上の項目で本せどりとセット本のスタイルの違いについて説明しましたが、
どちらも本であることには変わりません。
体感的に売れる時期、売れない時期が似通っていて補完関係にはならないと
思っています。
売り上げを安定させたければ、値動きの違う商材を取り入れた方が良いでしょう。
まとめ
ここまで、本せどり・セット本せどりを両方やることによるメリット・デメリットについて
お話しました。
私の感想としては全体としては、ややメリットが上回るかなと思っています。
短期的にはメリットが先行し、売り上げもどんどん伸ばせると思うのですが、
拡大とともに中長期的にはデメリットが目に付いてくることになると思います。
それぞれが足を引っ張り合うので、売り上げも頭打ちになりがちです。
この段階になると自分の管理能力や工夫の仕方が問われてくるのかもしれません。
私自身も最適解を導き出しせているかは分かりません…😔
いずれにしても、ただ一つのやり方やノウハウに依存するのは危険かなと思います。
私もこれから先はどうなるか分かりませんが、頭を柔らかくして
色々と試行錯誤しながら、続けたいと思う間はせどりを
続けていけるよう頑張っていきたいと思っています。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
それではまた!
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