こんにちは!イチローです(^^)
私はセット本せどりを軸にしてせどりをスタートし
同行やコンサルを受けてきました。
でも、本せどり(単品本)については
独学でここまで来ましたので、自分で調べながら
様々な手法を試行錯誤してきたのです。
そこで、本せどり初心者にオススメされがちな
全頭検索についてお話ししたいと思います。
まず、全頭検索とはどういうものでしょうか?
これは読んで字のごとく、
店舗の本を全部検索(リサーチ)することです。
全頭検索を継続することは中々に大変なことです。
ちなみに私は、単品本せどりを始めてから1年以上は
このスタイルでした。
それを踏まえて、
全頭検索はオススメできる仕入れスタイルか?
私の考えをツラツラと書いていきます。
全頭検索をやるべきかどうか?
私は全頭検索は肯定派です。
ただ、万人にオススメできる方法かと言われれば
『人による』という答えになってしまうのです。
全頭検索肯定派なのになぜ万人にはオススメできないのか?
なぜ私が現状全頭検索をやっていないのか?
それを紐解く意味で、
全頭検索のメリット・デメリットを挙げていきます。
全頭検索のメリット
■利益商品の取りこぼしが少なくなる
■商品知識が無くても仕入れが可能
■商品知識が身に付く(やり方、目的意識による)
■高望みしなければ利益が安定する
棚にある本全部をリサーチするので基本的には
利益本の取りこぼしは少なくなります。
また、リサーチツールの設定が間違っていなければ
『今日からせどりを始めます』という人でも
仕入れることが可能です。
少し別の角度からのお話しとなりますが、
全頭検索では多くの本に触れることになりますので、
『どんなジャンルが仕入れ易いか』
『どんなキーワードがアツいか』
『仕入れが出来ない本はどんな種類の本か』
など、知っていくことが出来ます。
ただし、漠然とビームを打っているだけでは
そういう知識は身に付きません。
本のタイトルなどを見ながらビームを打つ癖を
付けると良いでしょう。
少なくとも私は、そういうやり方で商品知識を付けて
プレ値本の仕入れや電脳仕入れに役立ったと感じています。
最後に、副業で独立も視野に入れて利益を伸ばしたい
というようなレベルは難しいかもしれませんが、
5万~10万円程度の利益を安定して得たいというニーズには
マッチすると思います。
せどりにかけた時間に対して得られる利益も読みやすい方だと
思います。
全頭検索のデメリット
■人目が気になる
■ビーム禁止店がある
■時間の無駄が多い
■時間単価を上げにくい
■体力面、精神面でキツイところがある
まず、店舗で棚を端から端までリサーチするので
周囲の目が気になるという方が多いでしょう。
これは慣れるしかありません。
私も良いか悪いかは別にして、やっているうちに
慣れてしまいました。
どうしても無理!って方は、残念ですが他の方法を
検討してください。
店舗によりますがビームの使用や
リサーチ行為そのものを禁止しているところが
あります。
さらに最近は、それがじわりじわりと増加傾向です。
人によっては周囲の店舗が全て禁止店で
全頭検索が環境的に出来ないという方もいると思います。
時間の無駄が多いというのも言えます。
ある程度の範囲を全頭しようとすれば
2時間3時間と時間を必要とします。
また、そうして頑張って全頭検索しても
1棚で1冊も仕入れが出来なかった…なんてことも
往々にしてあり得る世界線です。
この特性は、副業で時間が限られる人にとっては
厳しいことだと思います。
時間単価を上げにくいとも感じています。
これは私が全頭検索をやらなくなった理由です。
全頭検索をやる上で、時間単価を上げようと思うと
2つしか方法がありません。
①ビームを打つスピードを上げる
②仕入れ判断の精度を上げる
ただし、ビームを打つスピードを上げると言っても
限界がありますし、初めて1年目の人と
5年目の人を比べた時に、その年月の差ほどの
差が生み出せないと思います。
割と早い時期に壁にぶつかってしまい、売上を上げようとすれば
稼働時間を上げたり、より薄利の本も仕入れるなど
身を削るしかなくなるのです。
最後に体力面・精神面での厳しさです。
先にもお話ししたように、全頭検索はある一定の
時間が拘束されますので結構しんどいものです。
若い方はそうでもないでしょうけど、私のように
40代に差し掛かってくると思っている以上に
衰えを感じるようになります。
私が駆け出しのころに参考にさせていただいていた
全頭スタイルの50代のせどらーさんは、体力面を理由に
一線から引かれる決断をされたようです。
また、作業的にも慣れてしまうと単調になりがちですので、
嫌気をさしてしまうことも考えられます。
精神面で、そういう特徴への耐性が必要だと思います。
全頭検索はどういう人に向いているのか
メリットとデメリットを挙げてきましたが、
じゃあ全頭検索スタイルがどんな人に
向いているのか私なりに考えてみました。
■今すぐ稼ぎたい!『退路なんてねぇんだよ!』という方
⇒かけた時間に対して比例して利益が得られやすい。
■副業であっても自由になる時間が多い方
⇒全頭検索を継続できる大きなファクター
■全く知識が無いけど、将来的にせどりを大きくしたい方
⇒商品知識を付ける目的意識をもって!
■副業で安定して5万~10万円の利益を上げたい方
⇒上振れ下振れも比較的少なく計算しやすい。
以上となります。
完全に独断と偏見ですが、お役に立てましたでしょうか😅
参考
初めての人は、どんなビームを使えばいいか
不安な方もおられるでしょう。
私がメインに使っているのはKDC20iという機種です。
本体に充電用のUSB端子が内蔵されているので
充電ケーブルを用意する必要の無いことが特徴です。
Amazonで3万円近くするので結構高価です💦
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いきなりそんな出費は出来ないよという方には
こちらがオススメです。
Teraのバーコードスキャナーです。
KDCよりずいぶん安いですが、十分に実用に足ります。
私はKDCのバックアップとしてこちらを持っています。
ということで、いかがでしたでしょうか。
参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
それではまた!