こんにちは!イチローです(^^)
せどりをされている方でTwitterで情報収集される方は
多いと思います。(私もそうです)
そこで流れてくる情報の中に、貴重なレアセットを見つけて
『一撃利益〇万円GET』なんてのを目にしますよね。
それを見ると『う、うらやましい~、俺もレアセットをGET
したい~』って目を奪われませんか?(^^;)
確かにそういうのって華がありますし、せどりをしている以上
いつかは手にしたいと思うものです。
そこそこの利益を狙う副業勢として、私が考えるレアセット
(高利益セット)に対するスタンスをお話します。
安定して稼ぐために一撃必殺は不要!
実例をあげて紹介
こちらは、セット本を扱われない方もご存じだと思います。
レアセットの代表格『キャンディ・キャンディ』です。
名作ですが、著作権問題で最高裁まで行った問題によって
新たな出版が出来なくなり、手に入れるには現在市場に流通しているもの
のみとなって価格が高騰しているものです。
このような名作が後世に受け継がれないなんて残念ですよね…
私はこれを3,600円で仕入れて、FBAで25,000円で販売。
利益は17,000円です。出品後、約1週間で売れました。
自分で言うのもなんですが、すごいですよねぇ。
出会えるものならいつでも出会いたいです(^^;)
なぜ一撃必殺は不要なのか
『キャンディ・キャンディ』のようなレアセットは、なぜ安定して稼ぐため
に不要と考えているかご説明します。
①入手できない
そもそもセット本に限らず、世の中のモノの値段は需要と供給のバランスで
決まっています。すなわち、値段が高い=数が少ないということです。
『キャンディ・キャンディ』の場合、極端に入手性が悪く安定して稼いで
いくためには余りにも計算が出来ないのです。
私はこれまで約1年半セット本をやってきましたが、コミック版の『キャ
ンディ・キャンディ』は2回しか手にしたことがありません。
②それだけで利益目標が達成できるわけではない
皆さんの1か月の利益目標はいくらでしょうか?
5万円?10万円?20万円?
5万円にしたところで『キャンディ・キャンディ』1セットでは
目標を達成できません。
あなたの目標を達成するためには『キャンディ・キャンディ』が
何セット必要でしょう?その数を入手出来るでしょうか?
一撃必殺だけでは駄目なのが明白ですよね。
私は駆け出しのころに、一撃利益1万円弱のセットを売って小躍りして
喜んだのを覚えていますが、その後目標金額までの距離を感じて
すごく虚しくなったのを覚えています。
③大味な仕入れになってしまう
レアセットばかりに目が行ってると、どうしても細かいところを
見落としがちになります。(私もそういう時期がありました…)
野球で例えるなら、毎回ホームラン狙いでフルスイングしているような
状態ですね。ホームラン(レアセット)の数は増えるかもしれませんが
打率(仕入れ効率)は悪くなっていくと思います。
基本はヒット狙い(そこそこの入手性でそこそこの利益)で、ヒットの
延長線上にホームランがあるという意識が必要だと思います。
私の実際の販売データで振り返る
私の2021年1月のセット本の販売実績138セットです。
利益の内訳は下のようになっています。
一撃必殺と言えそうな1万円以上の利益を上げたセットは4つだけです。
3つがトレンド、1つは古いレアセットになります。
どうでしょう?意外と少ないと思いませんか?全体の2.9%です。
セット本全体利益としては、ざっくり30万円ほどです。
その利益規模で、数量面で一番ボリュームゾーンとなるのが
全体の約44%を占める利益1000~2999円のセットになります。
売価としては3000~7000円程のセットです。
それに次いで多いのが利益0~999のゾーンになりますが、この辺りに
なると物足りなさがあります。どちらかというと狙いより価格が下がって
しまったものが多いです。
従って、得られる利益と入手性のバランスの良い、利益1000~2999円の
ゾーンを狙いながら、より高利益なものを拾っていくスタイルが効率良く
せどりが出来ると言えそうです。
まとめ
セット本せどりで安定的にしっかり利益を残していくには
利益と入手性のバランスが良い利益1000~2999円(売価3000~7000円)
のセットを狙って、そのゾーンにどのようなタイトルがあるのかを
しっかり覚えていくのが効率が良いと思います。
一撃必殺狙いでは安定的に売り上げを立てることは出来ません。
一撃○○円は、あくまで一時的なボーナスと捉え『見つかればラッキー』
くらいの位置付けでやるのが精神的にも楽だと思います。
結局は、一撃必殺もコツコツ店舗を周っていればいずれ手にする機会も
あるでしょう。一つ一つの積み重ねでのみ大きな利益を残せることを
忘れないようにしたいものですね。
それではまた!